指さしだけあって挿絵がかわいくてやる気をそそられる本ですが、キューバスペイン語の黄色い本と、スペインのスペイン語の赤い本を比べると、
キューバ版の方がざっくりしていて、スペイン版の方がこまやか。
勉強する場合は、指さし本だけに頼るわけではないので物足りなくてもいいのだけど、こうしてスペイン語だけで行き先別にシリーズを作るのなら、
キューバ版に求めるものは、
キューバ人しか使わないアロクバーノと言われる辞書に載ってない言葉、意味ない言い回し、慣れるまでなんのことだかわからなくて苦労する短縮形、そんなことも載せてくれるとお得感が増すのになということでした。
スペイン版に比べると、キューバ版は単語の枠が大きくて1ページに載ってる単語の数が少ないの。
こんなことでケチケチ言いたくないけど、比べると損した気分になります。この1冊でもっと覚えられることがあったのに。しかもキューバ版の方が高いのに。
そしてこの話のオチ。
キューバ版はすでに絶版。マーケットプレイスでも買えるけど高値です。やれやれ。