EL COCODRILO CLUB

雲外蒼天 イツニナッタラハレルヤ キューバとかサルサとかウチノサムライとか

一人で踊っちゃうのは私のせいではありません

昨日で今年のサルサパーティワンナイ、が、終了。

あとは、29日の某サルサ忘年会に行って、ちょこっと回してあとは、もう少しみんなと踊ったり、踊ってもらったりして、今年を〆るつもりです。

昔と違って、11月12月は、土日土日とお座敷がかかって、DJとして回し続けてくたくた、なんてことはもうなくて、のんびりです。

またもずっと前のことですが、

狸小路ハバナを経営していた時に、東京のサルサグループが観光を兼ねてそちらへ行くので、先生もDJもみんな連れて行くので、自分達のパーティをする場所を貸して欲しい、という依頼があって、そんな場所貸しもやりました。

その人たちは、もともと集っていたお店がなくなって、なくなった後も、バラけることなく、練習したりパーティしたりして、そのなくなったお店のスピリットをつないでいこう、という真面目な方たちでした。

その時に、私も、いつでもあると思っているハバナというこの店も、いつかはなくなることがあるかもしれないと思ったものですが、案の定、本当になくなりましたが、そうやって、区切をつけるものなんですね。

場所を変えてのワンナイは、もちろんハバナ卒業生がほとんどですが、新しい方も増えてきて、また、こうして、物事はすすまさって(またも受け身です)行くものなのですね。

昨日、新しい方に訊かれました。

「相手がいなくても一人で踊ってていんですか?」

もちろんです。音楽がアナタ好みだったら、ペアワークにこだわることなく、座ってないで一人でステップしてください。

初めて見たキューバ人の先生に、

「好きな曲がかかってるのに座ってるつもりか?」

と言われて、誘われるまで座ってなくていんだ、ってわかってとても嬉しかったものです。

自慢しますが、私はDJなので、その時の曲をちゃんと覚えています。

月イチのワンナイで、私が一人でステップしてたら、それはペアにあぶれたんじゃなくて、見えない音楽の手に踊らせれているのです。受け身って気持ちいい。