EL COCODRILO CLUB

雲外蒼天 イツニナッタラハレルヤ キューバとかサルサとかウチノサムライとか

la habana me llama 9

GENTE D' ZONA@CASA DE LA MUSICA GALIANO

PMM2周年記念パーティに一番人気のレゲトンバンドGENTE D' ZONAが出演するという情報を得ておでかけ。
この日はコネクションに恵まれ、事前にテーブル確保、BMWで乗りつけるというVIP?ぶり。
会場前はオープンを待つ人で既に騒然。
押しのけられたり引っ張られたりしながらなんとか中へ。
もしここでこけたら踏まれて死ぬ、というくらい殺気立っていた。
そうえいば一ヶ月位前のCAPRIのコンサートのときも、100という法外なエントラーダにもかかわらず人が殺到し、入れない人達で大騒ぎだったそうだ。
ちなみに、高い!と思ったVANVANが25、MANOLITOはマチネだったので10、このPMMは20。20で入れるなら殺気立つのも当然か。

2周年記念だけあって、演出も凝っていた。
マイケル・ジャクソンのスリラーがテーマだったので、ゾンビに扮したダンサー達が開演前から客席をまわって大サービス。



仮装コンテストやら、人気コメディアンの漫談ショー、腹筋ばりばり本物ダンサーによるめくるめくパフォーマンスが延々と続き、冷房はなしで暑いなーとふと振り向いたところ、みてみて、この人・人・人!

ALEXANDERが登場すると大熱狂。CASAが揺れた。
ハレの白い衣装は遅れてきた王子様のようだ。
相方のJACOBは術後のドクターストップで客席でおとなしく見学だったけど、AEXANDERがあおると、まずは会場一体型大合唱。

椅子はお立ち台と化し、満員電車状態のフロアでは動くこともままならず棒立ち。
さらにのってきた奴は、カルバンクラインのパンツをちら見せしつつシャツを脱ぎ捨て、シーバスリーガルのボトルをお客にふりかけ、そこへ「ハバナクラブマン」がハバナクラブのタンクを背負って登場。ホースでお客にラムの大盤振る舞い。

おかげで床はぬるぬるのつるつる。
ここでこけたら踏まれて死ぬ。
始まる前にトイレに行こうとしたときも、わー!チナがいる!わーほんとだ!チナチナチナーーーとあちこちから手が伸びてきて、ここでこけたら踏まれて死ぬ、と思った。

帰ったら、さすがの私も足がくがく。
どちらかというと人を見に行ったみたいだったけど、でも満足。
日本ではこんなめにあうことはないもんね。