EL COCODRILO CLUB

雲外蒼天 イツニナッタラハレルヤ キューバとかサルサとかウチノサムライとか

tu llorando en miami 7

わざわざマタンサスまで行ったのに、ムニェキートスのディレクt-ルのお宅までおしかけたのに、コンシエルトは昨日でした。がーん。
つ、つ、つぎはいつですか?
この後は海外公演に行くのでキューバでは当分やらないのだよ。
しゅーん。
でも彼は、せっかく来たんだから以前の公演のDVD観ていきなさい、これも持っていきなさい、あそうだサインもしておくからね、とCDまで下さる優しい方でした。

帰路は雨。私はショックによる運転放棄。
落胆の私を元気づけるべく、観光バスが止まる高台の涼しいお休み処に車を停め、一緒に行ったみんなが気を使ってくれる。
Tシャツ買ってやるか?ピニャコラーダ飲むか?マンゴがあるかどうかきいてやろう。バナナ買ってあげよう。お手製のチーズもあるぞ。
みんなだってがっかりしてたのに、落胆顔見せたこと深く反省。

車を乗り回すようになって気づいたことは、どこにでもユニフォームを着た駐車場係の人がいること。駐車スペースに誘導してくれて、帰るときはほんの少しお金を払う。キューバキャップがお似合いのおじいちゃん。この帽子、のちに私のものとなる。



翌日。
前日の無念をはらすべく、DILIRIO HABANERO。
ステージの後ろは大きな窓。フロアをはさんだテーブル席はゆったりめに満席。
お客の年齢はさまざま。色的にはほとんどネグロ。
若いけどがんばってますみたいなカンタンテが歌い、ベテランルンベロが一人また一人とワザを披露。
佳境にさしかかると、長身のバイラリーナが客席をあおってまわり、最終的に全員総立ち踊りまくり、いつおわるともしれないコロに酔いしれる。



ステージの合間にはレゲトンバンド、DE CALLEが登場。
DE CALLEは、今のところレゲトン10傑の後半あたりに位置するバンド。
さっきまでコロに酔っていたくせに、今度は全員がレゲトンにスライドして大盛況。
ルンバもサルサレゲトンもなんでもこーい!
おそるべしキューバ人の胃袋。