EL COCODRILO CLUB

雲外蒼天 イツニナッタラハレルヤ キューバとかサルサとかウチノサムライとか

la habana me llama 5

およばれの続き。

fiestaの間中ずっとラジカセでスアベなサルサが流れていたけれど、だーれも音楽には反応しない。
ひょっとするともっと後で踊りだすのかなっと楽しみにしてたけれど、暗くなってからも、誰一人指一本動かしそうもない。
fiesta終盤。
ずっとDJ番をしていたお兄さんが、突然大音量でレゲトン(GENTE D'ZONAだった)をかけた。
その瞬間!大人も子供も全員がそろいにそろって、がおーがおーと大合唱♪。
壁際に座っていたお姉さま方が肩をゆすり、ゆさゆさと胸を揺らし、腕を突き上げ、まるで壁がざわっと動いたかのごとく。


レゲトンが始まる少し前の写真。
そうか。みんな、これを待っていたのか。
すごいのは、全員がすみからすみまで歌詞を覚えているってこと。
さびだけでも覚えてないと、この高テンションには乗り損ない傍観するはめに。


↑ダンス学校に通ってるんだって。
子供のダンスだとあなどるなかれ。大人顔負けとはこのこと。
ビデオとってお手本にすればよかった。

fiestaの帰り、人ごみに出会う。
いまだ覚めやらぬといった、なんだかまだ帰りたくないなといった、もやっとした熱気。
そこでまたも知合いに見つかって、ちゅちゅ。
「誰のコンサートだったの?」
「パブロ・ミラネス。いやーよかったよー。」
ハバナレゲトンにがっつりハグられてるように見える。
エバトローバにこんな人気があるとは知らなかった。
みんなうっとり穏やかな顔しちゃって。

「はい、飴あげる。」
こんな調子でしょっちゅうあちこちでミント飴をいただくんです。
ありがとーって言って口に入れてから、あああああ失敗した。
サロンパス味のやつでした。