お！久々にRGTらしいというか、こういうのが嫌いなんだよと言われる例のRGTです。笑。
ビデオがないので、ひまつぶしにBLAD MCのことを少し。苦労人です。
手元の資料によりますと、
1996年、14歳からRAPやHIPHOPの歌手として活動を始めたわけですが、当時はそういうジャンルはまだCUBAでは一般的ではなかったので、他のラッパー達も売れないものだからジャンル変更したりして、BLADもソロになっても鳴かず飛ばず。
そこへ2002年、若者がコンピュータを駆使して音作りをするというRGTブームが始まって新しいグループがどんどんできて、BLADも自分でバンドを立ち上げたりしたんだけれど、やっぱりいまいち。
2005年にプロデューサーDJ CONDSに認められてからはYUMURIのバンドで歌ったりTVにでたりもしたんだけど、まだまだ成功というのには程遠かったわけです。
で、気づいたのね。
CUBANOが聞きたいのはどっかのよその国の話じゃなくて、そこらへんのいつものCUBAの日常のことをラップしてるやつだって。そしてELVIS MANUELと組んでEL CHULOという曲でこれがおおあたり。
2006年にはNO.1 RAPERO CUBANO(ラッパーのことは西語ではラペロといいます)を受賞。
それからは、YULIEN OVIEDOとLA UNION。
2007年頃のヒットにはLA UNIONの曲がたくさんあります。
RGTというと、道で歌ってて1曲当てて浮上みたいなイメージがあるけど、BLADはデビューしてから芽がでるまでに、試行錯誤しながら10年くらいかかってるんですね。
これからも沈没しないで大活躍していただきたいものです。
BLAD MC ft KTGORIA 5
BRINCA
